10月7.8日の2日間でアロマセラピー学会の総会が札幌で行われました。
その前日6日に「臨床アロマセラピストになる」の著書でホリスティックケアプロフェッショナルスクール学院長の相原由花先生のセミナーと、9日には薬剤師でグリーンフラスコ代表の林 真一郎先生のセミナーがあり受講してきました。
12年前に富良野のラベンダー畑とおかむらさきの精油に出逢い、香りの魅力に惹かれ医療・介護・福祉の現場でのアロマセラピストを志しましたが
なかなか学ぶ場や実践ができずにいたころ
相原先生の「臨床アロマセラピスト」を読みとても衝撃で感動しました。
医療従事者ではない方が臨床でアロマセラピーを実践し、看護学校にも通っていて・・・
とても参考にもさせてもらった1冊です。
アロマセラピー学会の存在を知ったのも相原先生のプロフィールからで、私が入会した2009年にちょうど札幌でアロマセラピー学会の総会があり初参加
症例発表などを聞き、当時は実践していない私にはまだまだの領域で
看護師としても働いていなかったので・・・撃沈で帰りました.
アロマセラピーを学んでいくとホリスティックとう言葉もたびたび出てきますが、ホリスティックの解釈も人それぞれで疑問に思う事もあり・・・
ちゃんと実践している人の話を聞きたいのと
臨床の現場での疾患、症状の精油の選択や全人的ケアを実践している人に学びたいと強く想ったら
相原先生の所に行きついたのはやはり納得でした。
相原先生の講義ですが
今まで私が習い実践し、基本と思っていた事や本に載っている知識が、時に臨床の現場では通用しない事があります。
対象者が健康な人と病気の人とでは精油の使い方やタッチングの圧も違います。
高齢者の施設で働いていた時にはアロマセラピーの導入が難しく、清潔の援助から手浴、足浴を実施し徐々に介入していきました。
最終的にはラベンダーとオレンジの精油を使用する事ができ2本でも素敵なケアにつながる事も実感し実践していましたが・・・
直接、相原先生に今までの疑問を質問することができて納得のいく答えをいただき
やはり実践している人の話は響くものがありました。
相原先生の言葉
「キュアできない人がいてもケアできない人はいない」
例え病院という場所じゃなくても、
健康な人でもケアを必要としている人はたくさんいます。
ケアとは何か?
サロンでは一般の方が対象ですが
セラピストとしても病院・施設での実践を目指しています。
旭川ではまだまだですが
地域連携がんばります!!
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