ロバート・ティスランド氏の来日公演

先週、東京でロバート・ティスランド氏の来日講演に行って来ました。

1985年に『芳香療法.理論と実際』が日本で出版され

日本にアロマセラピーブームを巻き起こした方です。

精油の安全性ガイド第2版の出版記念

今回の参加者はかなりレアでキャンセル待ちは受付開始1分で終了したとか・・・

 

去年の10月に出版社のフレグランスジャーナルのスタッフさんから

精油の安全性ガイド第2版は本当に良く集大成です。とおススメされた書籍だったので購入しました。

とても分厚く全部はまだ読み切れていませんが、

ガイドラインになっても良いぐらいの1冊です。

 

以前にブロブにも書きましたが、今まで習ってきた事や当たり前と思っていた知識が実践の現場でやれば、やればやるほど疑問に思い、書籍を調べても書いてある内容は違い、エビデンスも代わる。

指導してくれる講師によっても内容がバラバラ。

知識・技術は学んできた協会、学会でも違います。

何といって日本には精油の安全性のガイドラインがない・・・

参考文献はどれ???

何が正しいのか迷いに迷っていた頃

私は何のために学ぶのか?何のために知識を必要とするのかを考えた

 

「原点は何?」と聞かれた・・・

 

今までに資格や講習会などを色々と受講したけど

資格を取るのが目標になってしまったり

自分に自信がなく資格で埋めようとしたり

まだ足りない、まだ足りない・・・と書籍やエビデンスをそろえたり

思い起こせば・・・

原点がズレっぱなし・・・

 

そもそも自分の原点とは何か

アロマセラピストになりたい。

アロマセラピストになって

医療の現場でアロマセラピーで戻るんだと強く決意し

アロマセラピーで人々のの苦しみを取り除きたい。

苦しみとは何か

向き合いはじめた。

そして

1人でも多くの人にアロマセラピーで元気になってほしいとの理念をもち

病院という場所じゃなくても

健康支援や予防できる場所は必要だ!

ケアする側のケアの場所をつくりたい!

色々と決意してたのを思い出した。

 

まだ病院という場所ではアロマケアは出来ていないけど

途中で自分には出来るはずがない・・・

無理かも・・・

恐怖が顔を覗いたり、あきらめそうになったり、

やりたい事がすり替わったけど

全てが良い経験

 

医療現場で実践している人の話を聞き、

日本の医療の現場で参考になっている知識を調べなおし

ロバートティスランドの書籍に戻った。

タイミングよく第2版が出版され、来日公演がある事を聞いて参加でき、

時間が足りないぐらいで内容も面白かったです。

懇親会も楽しく

私がやりたい事、実践している人たちが周りにいてとても参考にもなりました。

自分の場でしっかりと実践、継続していこう

原点に戻ったら今までの知識もつながった。

何のために知識を学ぶのか

何のために技術を磨くのか

原点そして理念あってこそいかされる。

目的を見失い

目標が目的化していたので

本気で真剣に覚悟をもってやるために

事業計画の見直しにも時間がかかったけど

 

今まで出逢った人も

今出逢っている人も

これから出逢う人も

 

誰もが笑顔で輝き元気になるサロン

 

また色々楽しみ増えた。