看取りの現場で 2

余命を宣告される

家族の中には現実を受け容れられず、

激しく動揺したりします。

人によっても違いますが

受け容れるのに時間はかかります。

本人の性格を考え、予後を説明しないで欲しいと家族側が希望する場合もありますが

家族間でも意見がわかれたり

葛藤が生まれたり

家族の在り方は様々なので

本人・夫婦・親子・兄弟姉妹の関係性にも変化が見られる場合あります。

死を迎えるにあたり

家族側も疲弊し、かなりのエネルギーを使います。

看取りの期間が長ければ長いほど家族の疲労も強くなり

不安・恐怖が強くなる人もいます。

 

アロマセラピーは

心地良い香りに包まれながら、トリートメントをしていきます。

触れることで安心感を得ますが

ご本人にアロマトリートメントをしていてもその香りが

ご家族様にも香るので、その香りを嗅ぎながら

良い香りねと嬉しそうに見つめ

その場が一瞬にして変わります。

 

家族ケアの場を

サロンでもしていきたい。

ケアから自己成長の場としてのサロンへ